今年もあとわずか。何かと忙しい時期です。
おかげさまで私の店も毎年汗流して仕事をさせて頂いております。でも今だに素材の話を厚岸漁協の秋元君とすると「タチが入んねえ、ウニが入んねえ」とそんな話ばかり。
タチというのは真鱈の白子の事。又、又海に鱈がいないらしい。本当に今年はシケが多かったらしく、昨日もダメ、今日もダメと漁に出られない状態が続いてるらしい。天気図なんかを予報でとかでみていても「ああ、やはり」と思います。北海道の低気圧の塊が凄く、台風並みらしいです
今、厚岸ではバフンウニの漁が解禁されていますが秋元君によると「岡本さん、普通シケがおさまれば船は漁に出るけれど、ウニ漁はシケがおさまっても水が濁っているとウニが見えないから船は出せないし、澄んで来た頃には次のシケが始まる。最近はそんな状態の繰り返しなんですよ。と。
でも厚岸のウニ部会もそうは言ってられないらしく、無理矢理にでも漁ができる少しの間でも船を出すらしいです。漁師の皆さんも本当に大変だと思います。来月中旬に私も厚岸に行く予定ですが、向こうへ行くとこういう話でいっぱいだと思います。
それともう一つ気になっている事があって、今厚岸では町をあげてウィスキー造りを支えてるらしいです。少し前から漁協の人から話は聞いていたのですが、ある月刊誌にでかでかと厚岸ウィスキーが取り上げられていました。私も今でこそアルコール類は弱くなりましたがウィスキー、バーボンなどのファンですので是非この話は聞いておきたいと思います。
今年も残りわずか。気を引き締めて…ガンバンゾー。
あ、すいません。今年1年お世話になりました。ありがとうございました。又来年もよろしくお願いします。
12月31日、1月1日はお休みさせて頂きます。1月2日より新年営業いたします。
がんこ