厚岸へ行ってきました。

梅雨、スッキリしない天気が続きます。
仕方ないね、これがないとお百姓さんたちは大変ですから…
厚岸
先日、厚岸へ。
晴間を期待したがダメだ。少々寒かったが塚田君は元気に走り回っていた。
「いいねえー、ここへ来ると元気が出るわ」
と声をかけると、ニコッと笑いながら仕事の話。

夜、いつもの様に会食に呼ばれ、漁協の偉い人も交じっての楽しいい会話。
話の中心は素材一本。初めて会う方もいたので厚岸の仕入れルーツから。
安藤参事さんに「岡本さんはなぜ、この厚岸から仕入れる様になったの?」と問われ、十年前の当時のことから一つ一つ話をした。その場には大将はいなかったが、大将のおかげで今の自分があると、何度も大将の話をした。
遠くから来た見ず知らずの人間に仕入れたい言われたら「えっ」と思うでしょう。でも大将は
「岡本さんと言ったっけ。面白そうだな、やってみるかい」と言ってくれた。
私は涙が出るのをグッと我慢し、「ありがとう」と何度も言った。
最愛の友と呼べる大将の選んだ塚田君が今の担当。まだ若いがいい奴。気が短くぶっきらぼう。でも真っ直ぐでいいねー。
だから厚岸に行くときはワクワク。

次の日、イワシ漁の水揚げの真っ最中。セリ場に500Kgのタンクがいくつも並んでいた。この時期イワシは脂の乗りもまぁまぁ。形も良い。
塚田君に早速「これ少し送ってみて。刺身やってみるよ」と。「じゃあいいとこ送ります。使ってみてください」
こんなやりとりで仕入れます。

今年もう一回厚岸へ行きたい。次回はぜひ大将に会いたい。
厚岸のみんなもありがとう。いつも世話かけてゴメンね。
また行くからいい素材頼むよ。それまで頑張るぞ!

がんこ