がんこおやじの「ぼちぼちでんなあ」2月

毛ガニ

まだまだ寒い日が続いています。今年はインフルエンザが流行しているらしいので体には気をつけてください。

 さてそんな寒中、今年も来ました毛ガニの季節。2月1日に解禁しました。1月中旬、いつものように厚岸漁協の塚田君に「今年の毛ガニはどうだろう。もうすぐだね。」と、
「岡本さん、実は前倒しで漁を始めたんですが…去年も悪かったんですが、今年も更に悪い。量が少ない。1日200kgくらいで1週間でやっと1トンって感じです」
量を聞いてもピンとこないが、とにかく悪いらしい。しかもサイズが小さいと。今年も年明け早々ボヤキが始まるのかと…。

 『フッフッフッ大丈夫。』今年からは頭を切り替えて”前向きに”と自分に誓った。『水産資源が痩せて魚たちが減少しても、間違いない素材を自分の血柄で仕入れる』

 モットーは【素材一番!いい素材は何も手を加えなくてもうまい!だから素材に対して絶対妥協はしない】厚岸のみんなにはその気持ち伝わってる・「岡本さんはとにかくうるさいよ、いい意味で」…と本題に戻ります。

 塚田君に「いつもの7〜800gの毛ガニがないなら何か考えてくれるか」「岡本さん、本当は5〜600gくらいが一番うまいと思いますよ。みそも身の質もお勧めです。」
そういえば前に大将も言っていた。
「よし、じゃあそれで行こう!揃えられるか?」「数が少ないですけど、何とか頑張ります。本当に少ないですよ。分かってくださいね。」念を押され、「分かったよ塚田。お前が間違いないと思うものを送ってくれ。」と頼んだ。

 お客様に「来てますようまいやつ。食べていって下さい。」と胸を張って言いたい。どこよりも安く、そいてうまい、それに尽きます。
お客様の『うまかったよ』帰り際のその言葉が”生きがいです”

がんこ