休日に車を走らせて、ふと横を見ると赤とんぼの並走。ああ、もう秋かと思い、田んぼに目を向けると刈り取った稲の跡。田舎ではあちこちで見られるもみの山を焦がしている風景。「いいなーこの香り」
日本人でよかったと思います。
さて、毎日の市場への電話。
旬の食材を追いかけ「うまいものうまいもの」と。
しかし考えてみると、旬の物がだんだんと少なくなっているような。1年中いつでも食べられる食材が増えました。色々な開発が進んでいつでも食卓に並ぶ時代です。良いのか悪いのか…
私自身は旬の物が一番うまいと思います。秋には秋、冬には冬のうまいものを食すのがいい。
私の頭の中は相当古くさいです。でも春夏秋冬、節目節目で出てくる食材で「ああ、もうこの季節か」と思いたい。
今年も何やらサンマが寂しそうです。でも旬のサンマはやはりうまい。そろそろ宮城の市場からはカツオ。これから脂が乗ってきます。そして私の大好きなサバも脂が乗ってくるとたまらなくうまいです。
ずっと旬を追いかけて、頭の固いオヤジですが、これでいい！
”旬一番” がんばるぞ！
がんこ