祝!毛ガニ漁解任!!

毛ガニ今年も2月3日に無事漁が解禁しました。
解禁日の一週間くらい前から、厚岸漁協の塚田君と電話でやりとり。

がんこ「塚田君、今年はどうだろうかね?毛ガニ、いつもの様に始まればいいのにね。お客さんも首がキリンさんみたいになってるよ」

と、塚田君の返事「たぶん大時化にならない限り、カゴ入れがあると思います。4日午後には水揚げでしょう。もう天気次第ですよ。最近バクダン低気圧が多発してますから、心配は心配なんですよね。」

そして当日朝一番塚田君からの電話。「今日午後から水揚げです。よかったです。でも今年は少し小ぶりらしいです。まぁ物を見てからまた電話します。楽しみにしていてください。」

翌々日に毛ガニの第一便が到着。
荷物が着く前、塚田君から電話「岡本さん、いつもの750〜800gのサイズはほとんどなかったです、値、今日は300kg買ったんですけど、そのサイズは3kgしかかなかったです。とにかくあるだけ送りました。一度それでやってください。漁がどんどん増えたら少しは良くなると思います。」

荷物が着いてフタを開けると、うーんなるほど。
早速塩茹でをしてみる。
茹でている時、私は必ず湯気を嗅ぎます。
その湯気の香りでカニの状態、味噌の状態がわかります。
これも厚岸唯一の心の友達、漁協の大将の教えです。

「岡本さん、茹でている時、その湯気のにおいを嗅いでみな。いいかにはいいにおいするよ。これが毛ガニだと実感するから。」と。
何年も前に教えてもらった事を必ず実践しています。
今日の毛ガニもいい香りです。
よしよし。いけるいける。お客様の笑顔が頭の中をよぎります。

今年の毛ガニもうまいです。味噌の様子も最高です。
少し小ぶりで、浜値も高いですが、いいじゃないですかそれ位。
旬の物を旬の間に安く、できるだけお客様に食してもらいたい。
その気持ちは変わりありません。

旬のいい物を!素材は絶対ウソをつかない!

がんこ