がんこおやじのぼちぼちでんなあ 3月

ワカメ漁「オバンですー」「オバンですー」
ワカメやホタテなどをお店に提供して頂いている岩手県大船渡漁協理事の及川さんへの夕方恒例の挨拶。
ニヤニヤした人懐っこい笑顔が想像できます。
「及川さん。早採りワカメうまかったねー。まだある?あれば送って欲しいんだけど」
「オメー、あんなの直ぐ無くなるよ。もう無ぇ無ぇ。そりゃそうと、今年はワカメ高えーぞー。この大船渡より南は全滅だよ」
私も「水温の加減ですかね?こっちの方も駄目らしいですよ」
「そう。だから無ぇから高い高い」
「ホタテの方はどう?」
「まあ、わかんねぇけんども普通にいけば5月だ。また貝毒が出なきゃいいけどね」
「去年は散々だったもんね。あのベビーホタテみたいなのも同じくらいに出る?」
「ああー5月だねー。まだわかんねーけど出れば送ってやっから」
「ありがとうございます。その時はお願いします。それじゃあ早採りワカメはもう無いね…」
と電話を切りました。海の生き物達。どんどん変わっていきます。悲しいです。

この間厚岸漁協の秋元君が私のお店に来られました。なんでも幕張でイベントがあって「せっかく近く?まで来たから伊東の方まで行く」という軽い考えで。千葉からだど結構距離があると思うけど、なんせ北海道の人だから100kmや200kmは距離のうちに入らないみたい。夜9時過ぎ「岡本さーん着いたよー」といつもの声で嬉しかったです。

仕事を終えた後、いつもの素材の話。ありがたい。日本の先っちょの方から伊東へ。ありがとう。ありがとう。また6月に厚岸に行こうと思っています。その時はまた世話になるよー。

さあ、またがんばろう。

がんこ